旧シャークヘッドの復刻版です


by shark-head

オンスロート連合軍戦略

c0211195_0513765.jpg 新年あけましておめでとうございます。しばらく放っておいたのに、知らないうちに1万ヒットを超えてました。ふかひれより多いのはよくわかりませんね。カウンターがいいかげんなのか、迷い込んできている人が多いのか不明ですが。ま、あらためて皆様に感謝。

 で、オンスロートです。やはりドイツ軍有利という感はぬぐえませんが、連合軍で勝つとしたらこういう戦略かな、というのをまとめてみました。

 写真は連合軍プレイヤーへの注意喚起。ゲーム終盤だと、戦線中央部は歩兵だけで維持させて、南北両端で攻勢をかけることが多いでしょうが、配置はきちんとしないといけません。写真を良く見れば分かると思いますが、ドイツ軍はミューズ川のラインで戦線が引けています。これに対して連合軍が戦線を維持するために適当にユニットを合わせても、実は河で守れていないことがあります。こういうところにバルジが仕掛けられたらひとたまりもありません。連続イニシャチブを取られたら、あっという間に突破されて戦略移動で大展開されてしまうでしょう。ご注意を。

 では本論。
【序盤】
 何が何でもボカージュ突破。ここを超えればドイツ軍も守りづらくなるのでセーヌ川の戦線まで引くでしょう。よほど変なことをしない限り、あるいはダイス目が異常に悪くなければ問題ないかと。

【ボカージュ突破から8ターン】
 ここが第1の焦点。上陸橋頭堡が確保できても、補給ポイントはまだ不十分。下がるドイツ軍を追いかけてもあっという間に使い果たしてしまいます。シェルブールにてこずることもあります。8ターンに南フランスのポイントが入ると、最低でも12(上陸海岸)+2(シェルブール)+4(南フランス)=18で何とか貯金ができ始めます。

 この間はドイツ軍にセーヌ川に強固な戦線をつくらせておいて、歩兵2個スタックだけで西方港湾方面の残敵掃討に向かいます。「遅攻」です。ちまちまやっているとなかなか進まないどころか、ターンが終わることもあるでしょう。しかし、補給ポイントが60を超える心配はありません。細かく手を渡すとドイツ軍がパスを嫌って1ポイントだけ使ったりしてくれるでしょう。これが後で効きます。最後はブレストでローオッズ勝負になるかと。ドイツ軍がポイントをつかってちょかいを出してくれれば、それはそれで結構。

 8ターンになるころには空挺部隊も再使用できる状態になっているはず。南仏からも増援が来て、ドイツ軍の南方戦線はもたなくなります。もし南方に装甲師団を持っていっているようだったら、北方が楽勝で突破できるでしょう。ドイツ軍プレイヤーはさっさと戦線を引く人もいるでしょうが、頑張ろうと思えばルーアンあたりで頑張れなくもありません。そのときは連合軍も補給が40ポイント程度はたまっているはず。空挺も使ってセーヌ川強襲に行くか、南方で連続突破して戦線に穴をあけることを目指します。

【中盤】
 10ターンを過ぎてもル・アーブルが落ちそうにないときは、連合軍が補給ポイントを惜しみなく使って、波状攻撃。連合軍も傷だらけになるでしょうが、ドイツ軍戦線もボロボロになるでしょう。こんときにドイツ軍が慌てると連合軍はチャンス。熟練プレイヤーはユニットが大量に死んだときは補充も多く、次ターンの連合軍の攻勢がにぶくなると分かっているので整然と戦線を下げるでしょう。

 10ターンから15ターンはドイツ軍がアントワープ前面まで遅滞戦術を行使。中央はミューズ川、南はボージュ山脈あたりで戦線が一段落するでしょう。

【要するにここからどうするかなんだよね】
 オンスロートを何回かやったプレイヤーなら、ここまでの展開はお分かりかと。早いか遅いかの違いでだいたいこうなります。しかーし、ここから先が進まないんですよね。要塞地帯に入るし、国民擲弾兵師団がコスト1でドイツ国内で再建できるし。連合軍は結局、アントワープが欲しいこともあり、北方の平地地帯をガンガン進撃して、空挺も使って血みどろの戦いをやるんだけど、ワルヘレン島がなかなか落ちないから、あるいは落ちるまでにかなり時間とポイントがかかるので、ドイツ軍が冷静に対応すると上手に押さえ込まれてしまう、あるいはライン川を渡っても中央ではかなりドイツ軍が残っていて勝てないという感じになるのでは。ただ、タイミングよく突破できると連合軍に勝つ可能性がないわけでもないと。

【ではどうするか】
 一言で言うと、ドイツ軍に主攻勢地点を悟られない、と言うか、イニシャチブロールの流れを読んで主攻勢地点を変えていくことになるのではないかと。

 説明しやすくするため、終盤の連合軍正面を4つに分割します。北から順に、アントワープなどの北部平野、アルデンヌ、メッツ周辺、南部山地です。ドイツ軍に取って守りにくいのはやはり北部です。歩兵で2重戦線を引いてその後ろに装甲部隊を配置することになるでしょう。連合軍はコンスタントに歩兵を飛ばして、ドイツ軍はじりじり下がる展開となります。

 北部に比べ、残りの3つは地形が険しいこともあり、ドイツ軍は比較的手薄です。ただ、南方はライン川がせり出しているので、ライン川には手厚く戦線を張っているでしょう。空挺降下対策も取っているかと。となると、アルデンヌとメッツ正面は戦線が比較的薄い部分が出てきます。

 そこで、補給ポイントが40以上たまった段階で、中央部の一番薄いところで攻勢をかけます。地形が厳しいので出血はあるでしょうが、ある程度は進めます。イニシャチブを連続で取れればかなり浸透できるでしょう。ここで大穴をあけられればそれはそれで突破を継続すればいいですが、実際は少し進んだところでドイツ軍の装甲部隊が反撃に来るか、ターンが変わったところでドイツ軍が再建部隊を投入してすぐに戦線が立ち直ると思います。

 そのときにまた、北部で攻勢をかけます。できればそこでアントワープを確保したい。ドイツ軍は再び北部に戦力を集めるでしょう。連合軍は「遅攻」でポイントを節約します。そして、ターンが変わったら、アントワープから入ったポイントをもとに南部で攻勢をかけます。最初は南仏の歩兵部隊と空挺で橋頭堡をつくり、中央部で少し突破した機甲部隊を南部に回してライン川で渡らせます。

 まあ、これは一例。4つの方面で攻勢地点を変えつつドイツ軍の対応を難しくさせればいいわけです。あせって全面攻勢してもポイントを減らすだけ。戦線は整えつつも錐のように穴を空け、ドイツ軍がふさぎにきたらすかさず今度は別の穴を空けると。実戦ではそんなに簡単ではないでしょう。ドイツ軍は危機的になればバルジを発動して守ることもできます。まあ、守りでバルジを使わせるぐらい追い込めれば十分。結局、アントワープが落ちていないと補給ポイントが苦しいかな。となるとやはりワルヘレン島での一振りで決まるのかと。うーん。

 次は連合軍新戦術を紹介する予定です。
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by shark-head | 2006-01-01 00:00 | Onslaught