旧シャークヘッドの復刻版です


by shark-head

積み木のゲティスバーグ作戦研究~その1

 面白いのにやる人が増える気配のない「積み木のゲティスバーグ」の作戦研究を始めます。正確なゲーム名は「Gettysburg:Badges of Courage」なんですが、今ひとつピンとこないんで「積み木」で行きます。ミドルでは志乃殿と私しかやらなかったコマンドの「アンティータム」と同様の運命をたどる可能性大ですが、何かの間違いでプレイする人の参考になればと思います。

 【理想的な戦力集中】
 このゲームでは、1ターンに1ヘクスサイドごとに1ユニットしか射撃を行えない。白兵戦も1ターンに1ヘクスサイドから1ユニットしか仕掛けられない。また、攻撃する際には師団司令部(DHQ)を活性化して1ステップ消費しなければならない(EAST FRONTに似ているが、移動ではステップを消費しない点が違う)。射撃は歩兵と騎兵は隣接ヘクスしか射撃できないが、砲兵は射程1-3ヘクス(ただし、2-3ヘクスは遠距離射撃で地形に関わらず「1」のみしか当たらない)。

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 したがって、DHQの1ステップを消費して射撃を行う場合、もっとも効率的なパターンは、上の写真のようになる。セメタリーヒルの北軍部隊を南軍のHETH師団が攻略中。指揮下の歩兵3ユニットが射撃、軍団砲兵(Ⅲの数字が黄色い)と師団砲兵の3ユニットが遠距離砲撃している。(正確に言うと、DHQを1ヘクス前進させて、歩兵ユニットを後方に回せば4ユニット射撃できるが、余り現実的でない。また、右翼のユニットは丘と森ヘクスサイド越しの射撃なので当たらないが、今回は例として示しただけなので細かい点はご容赦を)。


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 ただし実戦では右の写真のように、2ユニット単位でヘクスに入り、1ユニットが射撃、もう1ユニットは白兵戦を仕掛けるというケースが多いだろう。また、軍団砲兵も1ユニットぐらいしか割り当てられと思う。南軍は師団正面2ヘクスと考えておけば目安になる。まずは砲兵で遠距離射撃して、運良く2ステップぐらい飛ばせたら、歩兵の弱い方が射撃して、強い方が白兵戦を仕掛けるというのが基本戦術。遠距離射撃が外れたら、白兵戦は自重し、攻撃力のある歩兵2ユニットが射撃をするに止めることになるだろう。

 このゲームでは、最初に射撃するユニットと目標をすべて宣言しなくていい(結果を見て次々と宣言する)ので、射撃は砲兵の遠距離射撃から始めるのが鉄則。なぜかというと、遠距離射撃では最後の1ステップを除去できず、代わりに防御側ユニットが退却するというルールがあるため。もちろん、そのヘクスにいる敵軍が1ステップしかないと分かっている場合(前のターンの攻撃で相手がユニットを公開したことなどにより)は、歩兵が先に射撃する手もある。


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 一方、北軍は師団規模が小さいので(師団正面は1ヘクス)、軍団レベルでの対応となるだろう。3個師団を活性化して、軍団砲兵で支援するパターン(=右の写真)。


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 しかし、実際にはステップ数の関係から、軍団所属の全師団が攻撃する場合はあまりないだろう。特に序盤戦では。従って、現実には1個師団が射撃、もう1個は前線の弾除け、もう1個が下がって回復というローテーションを組むことになると思う(=右の写真参照。このやり方だと、軍団長のポイントで直接ユニットを回復させることが多くなって効率が悪いと思われるかもしれないが、北軍は指揮能力1の師団長が多いため、軍団長が直接回復させた方が早かったりする)。
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by shark-head | 2006-09-09 00:01 | 積み木のゲティスバーグ