旧シャークヘッドの復刻版です


by shark-head

カテゴリ:Twilight Struggle( 6 )

 すーぷ「♪ホールド・ミー・ターイト♪ホールド・ミー・ターイト」
 シャーク博士「おや、すーぷ君。ご機嫌だね」
 だるたにゃん「先週末のゲーム会で、トワイライト連戦連勝して気分いいみたい」
 博士「そうか!良かった良かった。血へど吐いてまで努力した甲斐があったね。うんうん」
 にゃん「ところで、あの歌は?」
 博士「まさに『街角トワイライト』だよ」
 にゃん「知らないにゃー」
 博士「シャネルズの名曲なんだけど。わしは中森明菜の歌の方が好きなんじゃが・・・」
 すーぷ「♪こーめかみーにはー、夕陽のうずー」
 博士「そうそう。『トワイライト-夕暮れ便り-』来生たかお&えつこだよ」
 にゃん「知らないにゃ。ポルノグラフィティの『Twilight、トワイライト』は?」
 博士「知らんね。あれ?すーぷ君は帰っちゃった?」
 にゃん「もう修行しなくても大丈夫と言ってたよ」
 博士「しょうがないなあ。今日は影響力排除の講義をするはずだったのに」
 にゃん「代わりに僕が勉強します!」

 <影響力排除>
 博士「途中の説明を省いて結論から。ダイス修正と1回の影響力排除で取り除ける相手陣営の影響度の期待値は次のようになる。ただし自陣営の影響度が0の場合ね」

 -2 0.278
 -1 0.555
 ±0 0.972
 +1 1.556
 +2 2.278
 +3 3.111
 +4 4.028

 にゃん「つまり修正なしで影響力排除のダイスを振ったとき、1回で約1ポイント減らせる期待が持てるということですね」
 博士「その通り。+1で2回振れば3ポイント減らせておかしくない」
 にゃん「でも出ないときは出ないからなあ」
 博士「上の期待値の表は影響度よりも大きなダイス差が出た場合も考慮に入れて計算しているので、実感よりは少し多いかもね」
 にゃん「プラマイゼロが一番効率よいような気がしますけど」
 博士「それは事実だね。何でそうなのかは確率にちょっと強い人なら分かるはず」
 にゃん「うーん。ネコには難しいにゃー」
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 博士「カストロ政権が出たときを例に。キューバにソ連影響度が3あるとき、米国が2回影響力排除を±0でやった場合の表は次の通り」

 1回だけで影響力0になる確率・・・17%
 2回やって影響力0になる確率・・・19%
 2回やって影響度が1残る確率・・・16%
 2回やって影響度が2残る確率・・・15%
 2回やって影響度が3残る確率・・・34%

 にゃん「ざっくり言うと約1/3の確率で影響力をゼロにできるけど、約1/3でまったく減らない可能性もある。しかし、支配を崩せる可能性は約2/3ということですね」
 博士「そんなとこだね。ちなみに3回やっても影響力を全然排除できない確率は約20%だ」
 にゃん「レッドパージを食らってOP値が1とか2のカードしか出せない場合、影響度の置き合いでは負けてしまうので、影響力排除でしつこく勝負するのも面白いですね」
 博士「そうだね。1OPしかなくてもプラス修正が付く国を探して勝負すれば、ダイス目次第では結構いけるかもね。クーデターで勝負する手もあるが、バトルグラウンドでは不可能なことも多いからのお」
 にゃん「特にアフリカと中南米で排除はDEFCONに影響されないから覚えていてよいテクニックですね。1OPをコツコツ置くよりダイスの振り合いに持っていった方が相手は嫌がるでしょうし」
 博士「うんうん。昔、異種格闘技戦で、アントニオ猪木がモハメッド・アリに執拗なローキックでダメージを与える戦術を取ったのに似た発想だねえ」
にゃん「それも知らないにゃー」
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by shark-head | 2006-03-29 00:01 | Twilight Struggle
 <第4ターン>
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 シャーク博士「米国はやっぱりきついのお。点数は0だけど全体的に押されているなあ。中盤戦のカードを混ぜてからカードを配ってと」
 すーぷ「よし!ヘッドラインで『イスラム革命』!サウジとリビアの米国影響度を飛ばしますよ。これで中東の米国バトルグラウンドはなくなりましたね!」
 博士「私は『アメリカの声』だ。エジプト、イラク、イラン、シリアから1ずつ取るよ」
 すーぷ「あれ?ソ連もバトルがなくなっちゃった。でもしょうがないから得点獲得を空撃ちしよう・・・」
 博士「バレバレだからその方がいいね」

 <第5ターン>
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 すーぷ「今度はヘッドラインで『植民地独立』だ!」
 博士「おっと私は『植民地駐留軍』ね。OP値が同じだから米国が先。アジアと東南アジアの得点獲得カードは出ているから、アフリカのバトルグラウンドに影響度を1ずつばらまこう」
 すーぷ「ありゃー。先に置かれちゃったよー。でもしょうがないから米国と同じところに置くしかないや。また『アフリカの得点獲得』は空撃ちだなあ」
 博士「ふふふ。米国はソ連のコンボを断ち切るカードをヘッドラインで置くのがコツじゃ」
 すーぷ「『アメリカの声』は欧州以外はどこでも取れるから『スターリン批判』も封じ込められますね。うーん。なかなかうまくいかないなあ」

 <第10ターン>
c0211195_181073.jpg「こんにちは!道場を見学に来たにゃーん」
 博士「おお。いらっしゃい。よく来てくれたね」
 すーぷ「あ、だるたにゃん!僕が今、ソ連で17VPで勝っているんだよ!」
 にゃん「すごい!すごい!」
 博士「まだまだ分からないよ。むふふ」
 すーぷ「あきらめ悪いなあ。得点獲得カードは全部使用済みなんですよ・・・ヘッドラインで『お前らを埋めてやる』!やったー3点入ってソ連の勝ちだー!」
 にゃん「あわてないで。米国が次のラウンドで『国連介入』をイベント使用したらダメだよ」
 博士「その通り。米国のヘッドラインは『チェルノブイリ原発事故』。欧州を指定して、このターンはソ連の影響度を置けなくするね」
 すーぷ「『国連』持ってんのかあ。ま、いいや。第1ラウンドは『ブラント西独首相』で1VP追加だ!イベントだから西ドイツに1影響度置きますよ」
 博士「はい『国連の介入』と『アジェンデ・チリ大統領』。西ドイツに1置いて支配を戻そう」
 すーぷ「ちぇっ。宇宙開発で負けているから『スターウォーズ計画』を宇宙に発射!失敗だー」
 博士「じゃあ『赤色分子/追放』をイベントで使おう」
 にゃん「何か嫌な予感がしてきたにゃー・・・」
 すーぷ「そうかなあ。『パーシングⅡ』でさらに1点。19VPだよ!さらに西ドイツ、イタリア、フランスから1影響度取るよ」
 博士「ではここで『熊罠』を発動じゃ!」
 すーぷ「2OP値のカードを捨てて・・・」
 博士「『赤色分子』があるから3OP値以上のカードでないとダメだよ」
 すーぷ「あれ・・・1枚もないよ・・・」
 博士「じゃあ米国が残り4ラウンド続けてやるよ」
 すーぷ「ということは・・・・」
 博士「『この壁を打ち壊せ』で東独に+3して影響力排除。2回成功してソ連の影響度がなくなったので東独支配」
 すーぷ「あうう・・・」
 博士「ポーランドでも影響力排除だ。すーぷ君もう1回サイコロ振って。君が1で私が6だからポーランドもソ連ゼロになった」
 すーぷ「ゴホゴホ・・・」
 博士「ここで『連帯』を使ってポーランドを支配。最後に3OP値使って西ドイツ、フランス、イタリアも支配と」
 にゃん「米国が欧州を完全支配しちゃったよ!」
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 <10ターン終了>
 博士「では最終得点計算・・・だけど、欧州を支配しているので計算の必要はないね」
 にゃん「博士すごーい!大逆転勝利だにゃおーん」
 すーぷ「ぐはっ!ぐふっ!ぐへっ・・・(バタン)」
 にゃん「すーぷ君!血を吐いて倒れちゃったよ!これじゃ『熊罠』じゃなくて『兎罠』だ!」
 博士「大丈夫か!うわーカードが血まみれだ!」
 にゃん「それは大丈夫。僕が差し入れで新品の厚手カードスリーブを持ってきたにゃ」
 博士「おお!気が利いているね。最近の熱戦で擦り切れていたからね。取り替えよう。丁度良かった」
 すーぷ「いや・・・全然良くないっす・・・」
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by shark-head | 2006-03-24 00:01 | Twilight Struggle
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 シャーク博士「では今日も私がソ連、君が米国で始めるよ」
 すーぷ「頑張ります!ヘッドラインで『マーシャルプラン』だー!」
 博士「なかなかカードがいいようだね。私は『スターリン批判』。フィンランドの4を動かして、タイ2、マレーシア2とするよ」
 すーぷ「あれ?もう『優勢』が取られちゃった・・・」
 博士「そういうこと。第1ラウンドで早速『アジアの得点獲得』を使って6点」
 すーぷ「うーん。めまいがしてきました・・・(バタン)」
 博士「あーあー、ボードがひっくり返っちゃったよ!」
 すーぷ「ご、ごめんなさい。ウサギは精神的ショックに弱くて・・・」
 博士「まったくもう。ではゲームは中断してカードコンボの勉強をしよう」
 すーぷ「お願いします!」

 <ソ連の基本はワン・ツーパンチ>
 博士「ソ連の有利なところは、ヘッドラインと第1ラウンドで連続プレイできるところだ」
 すーぷ「はい。ラウンドに入ってしまえばお互い影響度を置き合うので大きな差はつかないですからね」
 博士「ソ連は手札を見て、ヘッドラインで相手を崩して、第1ラウンドで得点するパターンをまず考えることが重要だね」
 すーぷ「例えば『左派政権』+『欧州の得点獲得』ですね」
 博士「そうじゃ。最初に得点獲得カードを確認して、次にそれにあうイベントを探した方が早いね」
 すーぷ「しかし、『スターリン批判』は強烈ですね。世界中どこでも動かせるんだもんね。使いきりイベントというのがせめてもの救いだなあ」
 博士「4つ移動させれば無人の中南米やアフリカでいきなり『優勢』が取れるからのぉ。『スターリン批判』+『得点獲得』は最強コンボと言って過言でなかろう」

<レッド・コンボ集>
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 すーぷ「ソ連の他のワン・ツー・コンボを教えてください!」
 博士「例えばこんな感じかな。右は得点獲得地域だよ」

 『植民地独立』+東南アジア、アジア、アフリカ
 『イスラム革命』+中東
 『解放の神学』+中米
 『軍事政権(フンタ)』+中南米
 『南ア暴動』+アフリカ
 『ポルトガル帝国の崩壊』+アフリカ
 すーぷ「複数地域で使える『スターリン批判』と『植民地独立』の強力さが目立ちますね」
 博士「カードに共通点があるのに気づかないかね?」
 すーぷ「えーと・・・あっ、ほとんどが使い切りでないイベントカードだ!」
 博士「その通り。得点カードが山の中にあるか捨て札かを覚えるのも重要だが、使い切りでないカードが次にいつ回ってくるかも予測しておくと勝率がアップするぞ」
 すーぷ「うーん。それはちょっとウサギには難しいかなあ」
 博士「終盤戦のカードは今までのを応用して対応できるね。例えばこんな感じ」

 『パーシングⅡ』+欧州
 『イラン人質事件』+中東
 『米海兵隊宿舎爆破事件』+中東

 すーぷ「なるほど。これはそんなに難しくないです。カードを見てからでも大丈夫」
 博士「『中東戦争』『印パ戦争』『地域紛争』とかで支配を覆してから得点獲得するとかっこいいね」
 すーぷ「よしよしソ連コンボはだいたい覚えたぞ。博士、たまには僕にもソ連をやらせて下さいよ」
 博士「しょうがないなあ。じゃあ場所を代わろうか・・・」

===しかし、この後、世にも恐ろしい悲劇がすーぷ君の身に降りかかるのだった・・・===
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by shark-head | 2006-03-22 00:01 | Twilight Struggle
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 シャーク博士「前回の<DEFCONが動くカード>で重要なものを忘れておった。すまん」
 すーぷ「はい。『オリンピック』ですね。これはボイコットされたときだけ下がるんです。DEFCON2でイベント使用すると相手にボイコットされて核戦争負けします」
 博士「賢明な読者はお気づきと思うが、前回紹介したのは正確には<DEFCONが下がる可能性のあるカード>じゃな。『ABM制限条約』とかDEFCONが上がるカードもあるからね」
 すーぷ「『オリンピック』をヘッドラインで安易に使うとDEFCON3から一気に1になることもあるので要注意だなあ」
 博士「その通りじゃ。共通イベントだから『ミサイル羨望症』で渡されても発動する。ある程度熟練すると、オリンピックを開催するよりOP値で使うプレイヤーが多くなるだろうね」
 すーぷ「ところで博士、米国は序盤でソ連の使いきりイベントをつぶすといいと言われるけど、具体的にどうやればいいんでしょうか」
 博士「うむ。なかなか良い質問じゃ。順番に説明しよう。この基礎テクニックがマスターできれば中盤、終盤でも応用できるからね」
 すーぷ「お願いします!」

 <簡単>
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 博士「では簡単なやつから。『ワルシャワ条約機構』と『コメコン』。これは発動させても東欧にしか増えないから怖くない。米国が入手したらさっさと発動させよう」
 すーぷ「『ワルシャワ』は東欧の米国影響度が全部飛んでしまうので、早めにつぶすに限りますね」
 博士「そうじゃ。米国は西欧のバトルグラウンドを2つ抑えておけば何とか守れる、3つ取れば米国が『優勢』をとれることもあるからね」
 すーぷ「東ドイツとポーランドの影響度が多少アップしても問題ないですね」
 博士「『中東戦争』も処理は難しくない。序盤で3OP値あればヨルダンとレバノンを米国が押さえられる。そうすれば成功は6のみ。発動させていいだろう」
 すーぷ「ヨルダンとレバノンを押さえた上で、米国が2OP値を先に使ってエジプトを取れば100%押さえ込めますしね」
 博士「『ナセル』が出る前はエジプトには置きたくないけどね。慎重な人はそういう手もある」
 すーぷ「レバノンだけ押さえておいて、2OP値でヨルダンを取って発動させてもいいかな」
 博士「『ベルリン封鎖』も米国が手に入れればつぶすのは簡単」
 すーぷ「6ラウンド目に使用して、3OP値カードを捨てればいいわけですね」
 博士「そういうこと。『国連介入』をイベント使用すると1枚手札が減るので注意」
 すーぷ「そうそう。最終ラウンドがパスになっちゃいますからね」
 博士「『ルーマニア王制廃止』は発動してもたいしたことないから迷わずイベント使用だ」
 すーぷ「『東欧の独自路線』を使えるようになりますしね」

 <やや難しい>
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 博士「『カストロ政権』を発動させたときは素早く影響力排除に行く」
すーぷ「はい。米国隣接なのでプラマイゼロで2回勝負ですね!」
 博士「成功すると気分爽快じゃ。失敗することも多いけど。『ベトナム蜂起』も同様に影響力排除かクーデターでつぶしたい」
 すーぷ「アジアはDEFCON3からクーデターできなくなるから難しいかもしれませんね」
 博士「問題はそこだね。ソ連が東南アジア+1になるからできるだけ後のラウンドで使いたいんだけど」
 すーぷ「あまり遅らすとつぶすタイミングを逸すると。マレーシアに影響度を置いた後で発動し、米国が2OP値を使ってタイを支配、ベトナムにソ連が+2というパターンが多いですかね」
 博士「『朝鮮戦争』は『中東戦争』と同じ要領で周辺国を支配してから発動させたいが、DEFCONが下がるからちょと難しい」
 すーぷ「日本と台湾を支配してから使いたいけど、6OP値も必要ですからね」
 博士「カードの2OP値があるから、日本を支配した後、台湾に1OP置いておけば抑えられるよ」
 すーぷ「それでも6のみ成功が消えない。DEFCONが下がるイベントだけに序盤につぶしておければつぶしておきたいなあ。5、6でも勝負かな」
 博士「つぶせないときはきっちり宇宙開発で使っておかないと、『5カ年計画』で手札が減らされたときにパニックになるぞ。『ナセル』は発動させてもいいけど、できれば1回目の中東得点獲得より後にしたいねえ」
 すーぷ「中盤で『サダト』も登場しますからね」

 <難しい>
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 博士「『左派政権』は西欧で影響度を3取られて3置けば現状維持できる」
 すーぷ「事実上のパスですね。痛いけどしょうがないなあ」
 博士「『スエズ動乱』もフランスに米国影響度がなくて、イスラエル1、イギリス5の段階で発動させれば、3減らされて3置くことでなんとかカバーできる」
 すーぷ「これまた事実上のパス。しかし、1ターンに2回もパスしてたら勝てませんよね」
 博士「そうじゃ。これを発動させるのは、どうしても持ち越せないときだけだ。宇宙開発で飛ばせるなら、それに越したことはない」
 すーぷ「宇宙に飛ばすときは使い切りでない『左派政権』を飛ばした方がいいですね」
 博士「その通り。やむなく発動するときは使いきりイベントを優先させるのが鉄則じゃ」
 すーぷ「『ド・ゴール』はカバーできないような気もしますけど?」
 博士「フランスにソ連影響度が1あるところに米国が3を置けば、次にソ連が4OP置いても支配できないからね。一応守れた形になる」
 すーぷ「なるほど。後から必死に積み上げるわけですね」
 博士「非常に苦しいけどね。どうしても発動させるときは周辺のイギリス、西ドイツはもちろん、スペイン、イタリアも固めておかないとダメだよ」
 すーぷ「そうしないとソ連がいいように西欧を荒らしちゃいますからね」

 <守りようがない>
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 博士「『スターリン批判』と『植民地独立』は発動したら完璧には防げない。『中国カード』を使ってでも持ち越すか宇宙に送らないといけない」
 すーぷ「4カ所バラバラに置かれてしまいますからねえ」

 博士「というわけでカードの処理方法はだいたい分かったね。中盤、後半に出てくるカードも似たようなのものだから上手につぶしてくれ」
 すーぷ「分かりました!手札が真っ赤でも切り抜けて見せます!」
 博士「自分の手札が敵陣営のものばかりのときは、相手も同じ状況ということが多い。自分が苦しいときは相手も苦しいと思って頑張るしかないね。本日はこれまで」
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by shark-head | 2006-03-21 00:01 | Twilight Struggle
 シャーク博士「昨日のゲーム会はどうだった?」
 すーぷ「米国で勝ってたのに、『五カ年計画』で『さっと隠れましょう(DUCK AND COVER)』を引いて核戦争負けしちゃいました・・・くすん」
 博士「あちゃー。DEFCON2のときには安易に『五カ年計画』を使うなと言ったでしょ!」
 すーぷ「はい・・・多分大丈夫と思ったんですが・・・」
 博士「よし、今日は核戦争を起こす危険性があるカードを勉強しよう」
 すーぷ「お願いします!」

 <DEFCONが動くカード>
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 博士「DEFCONが動くカードは6枚ある。右の写真を見なさい」
 すーぷ「自陣営カードと共通カードはOP値でも使えるから怖くないですね」
 博士「ただしヘッドラインフェイズでお互いDEFCONが動くカードを出すと、DEFCON3から一気に核戦争に突入することもあるから要注意じゃ」
 すーぷ「『大韓航空機撃墜事件』は4OPカードだから米国がヘッドラインで使用しても負けませんよ」
 博士「そうだね。ま、これらのカードをどうしても使いたいときは、既に何がイベント使用されたかを確認してからの方がいいね」
 すーぷ「『首脳会談』が入っているのは?」
 博士「あまりイベント使用しないカードだけど、DEFCONが2のときにプレイして、手番プレイヤーが負けた場合、非手番プレイヤーがDEFCONを1にできる」
 すーぷ「なるほど。『私は如何にして心配するのを止めたか』は共通イベントだから相手がプレイすることはないのでは?」
 博士「まれなケースだが、ソ連が『スターウォーズ計画』を出さなくてはいけないときに、米国が使用してDEFCONを1にできるんじゃ」
 すーぷ「宇宙開発で負けているときにソ連は『スターウォーズ』を使っちゃいけませんね」

 <相手にOP値を与えるカード>c0211195_178340.jpg
 博士「右の写真は場合によっては相手陣営にOP値を与えてしまうカードだ」
 すーぷ「例えば『CIA創設』をソ連が使うと、米国は1OPを使える。DEFCONが2のとき、米国がその1OPでバトルグラウンドでクーデターを起こしたらソ連が敗北するわけですね」
 博士「そうじゃ。特に1OPカードは宇宙開発にも使えないから、持ち越せないときには泣く泣くDEFCON3でイベント使用しなくてはならない」
 すーぷ「厳しいなあ。しかも、実戦では絶対に忘れそうです(笑)」
 博士「不安な人はこれらのカードに印を付けて注意喚起してもいいんじゃないかな」
 すーぷ「いいアイデアですね!日本語版の隅に印をつけておこうっと」
 博士「『この壁をぶっ壊せ』と『ニカラグアにオルテガ政権』も同様に、DEFCON2で相手イベントとして発動されるとクーデターを起こされ負けてしまう」
 すーぷ「ただし『オルテガ』はニカラグアの隣接国でバトルグラウンドはキューバだけ。米国影響度がなければクーデターは起こせないから大丈夫」
 博士「DEFCON2で『スターウォーズ計画』をソ連が使用して効果が出たときは・・・」
 すーぷ「米国がOP値を使えるカードなら何を発動させてもいいわけですね。DEFCONが動くカードを持ってきてもいいし」

<相手からカードを引いて発動するカード>c0211195_1781628.jpg
 博士「右の2枚は強力だが、DEFCON2で使用するときは気をつけたほうがいい」
 すーぷ「『五カ年計画』は米国イベントしか発動しないので、『さっと隠れましょう(DUCK AND COVER)』と『大韓航空機撃墜事件』がどこにあるか注意していれば大丈夫ですね」
 博士「『ミサイル羨望症』は両陣営とも注意が必要だ。共通イベントも発動してしまう。可能性は低いが『首脳会談』を渡されてダイスで負けたら目も当てられない」
 すーぷ「ヘッドラインで使って、相手が先にDEFCONを下げてきたときもヤバイですね」
 博士「特に米国は『五カ年計画』を使いたくなるけど、こらえてOP値で使う方がいいときがあるね」
 すーぷ「はい(涙)。『ソ連の穀物輸出』は相手カードを返すこともできるから米国が使用する分には怖くないですね」
 博士「その通り。宇宙開発に使ってもいいしね。いずれにせよ核戦争はVPでいくら勝っていても負けだから十分注意したいね」
 すーぷ「ノーモア核戦争!」
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by shark-head | 2006-03-20 00:01 | Twilight Struggle
c0211195_10111942.jpgシャーク博士「おや?すーぷ君。浮かない顔をしてるね。あなたのお家は『ふかひれ』の方でしょ」
すーぷ「実はトワイライトで全然勝てないので、博士のご指導を受けようと思いまして・・・」
博士「それはいかん。よし!早速今日から特訓だ!」
すーぷ「何か強引な展開だけど、がんばります!」

博士「じゃ、まず私がソ連で君が米国ね」
すーぷ「えー、いきなり米国はつらいなあ」
博士「これも修行じゃ。カードを配ってと。欧州の配置はポーランド3、フィンランド4」
すーぷ「じゃ僕は西ドイツ4、イタリア2。1個余ったから・・・オーストリアに1かな」

<ヘッドライン>


c0211195_10112973.jpgすーぷ「わーい!『マーシャルプラン』だ。1×7個を西欧に置きますよ」
博士「ソ連支配のフィンランドはダメだよ」
すーぷ「空いているトルコ、ギリシャ、スペイン、ベネルクス、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーに1づつ置きまーす」
博士「フランスは?」
すーぷ「『ド・ゴール』や『スエズ動乱』が出るまでは置きませんよ。ふふふ」
博士「じゃ私は『左派政権』。西ドイツ、イタリア、イギリスから1個づつ取るよ」
すーぷ「あれ?欧州の支配国がなくなっちゃったよ・・・」

<第1ラウンド>
博士「じゃあ早速、『欧州の得点獲得』を使おう。ソ連はバトルグラウンド2にノンバトル1」
すーぷ「米国はゼロです・・・」
博士「ソ連が『優勢』で7点、バトル+2で9点ね」
すーぷ「ブクブクブクブク・・・」
博士「すーぷ君!大丈夫か!泡吹いちゃったよ!」

===30分後===


c0211195_101142100.jpgすーぷ「いきなり失神してすいません。ウサギは精神的ショックに弱いもので・・・ところで何がいけなかったんでしょうか?」
博士「『転向者』はなかった?」
すーぷ「あれば当然出してます」
博士「マーシャルプランがあるなら初期配置を西ドイツ3イタリア1スペイン1ギリシャ1トルコ1にすれば良かった」
すーぷ「そうするとヘッドラインでは・・・」
博士「+1で西ドイツ4、イタリア2、スペイン2、ギリシャ2、トルコ2にできる。残りはベネルクスとデンマークに1づつでよかろう」
すーぷ「イギリスは既に支配しているから、バトル2ノンバトル4だ!」(右上写真)
博士「だから『左派政権』で3カ国の支配が崩されても最低ノンバトル3を維持できるので、ソ連は『優勢』を取れないね」
すーぷ「お互い『存在』でバトルの分だけソ連が+2。この程度はしょうがないかな」
博士「実はもっと簡単な方法もあるんだ。米国が初期配置でフィンランドに1を置けば」
すーぷ「そうか。ソ連のノンバトル支配がなくなるから『優勢』は取れない」
博士「ソ連はフィンランドの代わりにチェコ、ハンガリー、ルーマニア、ユーゴ、ブルガリアのいずれかに3を置く手もあるけど、『東欧の独自路線』が出されたら『優勢』が取れない」
すーぷ「なるほど。工夫次第で被害は抑えられるんですね!」
博士「では再戦しよう。カードを配るよ」

<初期配置>


c0211195_10115388.jpgすーぷ「うえーん。カードが真っ赤だよー」
博士「かわいそうにのお。じゃ今度はポーランド3、ユーゴ3にするよ」
すーぷ「しょうがないので西ドイツ4、イタリア3にします」(写真右)

<ヘッドライン>
博士「またもや『左派政権』。イタリアから2個、西ドイツから1個取るよ」
すーぷ「僕は『ナチ科学者の身柄確保』で2点」

<第1ラウンド>

博士「またまた『欧州の得点獲得』。今度はイギリスの支配が崩せていないのでソ連『優勢』で米国『存在』。バトルグラウンドの差も入れてソ連が6点獲得」
すーぷ「えーん。えーん。さっきよりマシだけど、対処しようがないなあ・・・」
博士「実はソ連のカードのめぐりがいいと米国は守れないんだ」
すーぷ「ではどうすれば・・・」
博士「実際には米国が最初の8枚で『マーシャルプラン』『転向者』『東欧の独自路線』『欧州の得点獲得』『左派政権』『東欧動乱』のいずれかを持っていれば確実に防げるので、こんなひどいことにはめったに起きないんだけどね」

c0211195_10235188.jpgすーぷ「ではおさらいすると、米国の初期配置はマーシャルプランがあるときは西ドイツ3イタリア1スペイン1ギリシャ1トルコ1として(右上写真)ヘッドラインで各+1すると。ないときは西ドイツ4、イタリア3にするということですね」
博士「苦しいが、それが最善だと思うね。ソ連はポーランド3は当たり前だが、フィンランドに3追加するかチェコ、ハンガリー、ユーゴ、ブルガリアのどこに3置くかで迷うね。ルーマニアはカードで置けるから外した方がいいだろう」
すーぷ「フィンランドに置いたら米国が1置いて支配を崩されますけど?」
博士「そのときはイタリアが2になるから、第1ラウンドでクーデターを仕掛けやすいね。『左派政権』を使う場合でも『存在』を消せるから、ソ連が得点獲得をプレイすれば『存在』3点とバトル+2で5点取れる」
すーぷ「うーん。難しいなあ」
博士「今日はこれまで。より良いアイデアがあれば道場破りも受け付けておるぞ」
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by shark-head | 2006-03-19 00:01 | Twilight Struggle