旧シャークヘッドの復刻版です


by shark-head

<   2007年 02月 ( 6 )   > この月の画像一覧

 【ウイーン強襲】
c0211195_0291044.jpg
 プロテスタントがいきなりウイーンを攻撃し、帝国軍のベテランユニットを壊滅させる作戦がある。プロテスタントのリーダーが死ぬ可能性が高いので、あんまりお勧めしないが。成功すると痛快。ただし盤上から帝国軍ユニットがいなくなっても、帝国軍の新リーダーはカトリック支配都市に出せるので、ワレンシュタインが出て来れなくなるわけではない。やられたときにびっくりしないよう、展開と対処法を紹介しておく。

 ピルゼンのマンスフェルト、アンハルトと傭兵15戦力をバドワイスに。トゥルンと民兵2戦力を拾い上げてプラハに。ここでトゥルンと民兵2戦力を落として再びバドワイスに戻る。シュリックと民兵6戦力を拾い上げ、リンツに移動。1移動力を消費してリンツを支配し、最後にウィーンに入る。

 プロテスタントは21戦力でカトリックは12戦力。カトリックは戦うか篭城するかの選択を迫られる。籠城した場合、バイエルンはスタックできないので救援に来れない。ザクセン公が6戦力で救援に来れば21戦力対18戦力で劣勢だが何とか戦える。プロテスタントの戦力を下げてウイーン包囲ができなくなればめっけもの。カトリックが負けた時は帝国軍のベテラン部隊を裏返してしまった方がいい。ザクセンがオーバーランされる方がつらいので。帝国軍全滅ならバイエルンが応援に来れるので、すり減らすだけすり減らした方がいい。


c0211195_0294172.jpg
 12戦力で戦った場合、カトリックは多分負ける。そのときはツナイムに退却し、次の手番でザクセン公と合流する。逃げないと包囲されるので募兵をやる暇はない。プラハのトゥルンが戦闘を選ぶと戦わなくてはならないが、多分籠城するだろう。帝国軍はザクセンで再興を図ることになる。プロテスタントがザクセンまで追いかけて攻撃することもできる。この場合も損害は帝国軍から先に出し、バイエルンからの救援を待つことになる。

 一見プロテスタントに有利な作戦に見えるが、リーダーが死んでしまうと非常に痛い。そしてその可能性は低くない。ただプロテスタントがこの作戦を取った方がいい場合もある。それは手堅くプロテスタントが募兵で戦力を増やし、カトリックが早期にワレンシュタインを出しながら募兵に失敗した場合である。ブコーイが死んでもカトリックは痛くないが、ワレンシュタインが死ぬと痛い。帝国はスタックを分割して募兵することになるだろうが、その際に隙を見せたら、プロテスタントのウィーン強襲は狙ってもいい。また、狙える位置に兵力を集中させて置くべきだ。
[PR]
by shark-head | 2007-02-08 00:04 | Thirty Years War
 次はプロテスタントの序盤戦のリーダーの出し方について。

 【バーデン伯】
c0211195_024205.jpg
 民兵2ユニットしかお供がいないので、バイエルンに16戦力以上のスタックがあるときはオーバーランの恐れがある。ヴィッテンバイエルに配置すれば、バイエルン部隊がミュンヘンにいる場合は届かない。できれば赤い線で民兵をヴュルツブルグに後置して、バーデン伯をバドワイスのトゥルンの民兵部隊と合流させたい。ピルゼンのマンスフェルトでも良いが。

 青線のようにヴュルテンブルクを経由すると、中立侵犯になってしまう。ただし、こちらのルートだとニュルンベルクに民兵を後置して、バイエルンの行動をけん制できる。


c0211195_0244014.jpg
 写真がぶれまくって恐縮ですが、バイエルンのスタックがイングロシュタットあたりにいるときは、ブライザッハに配置するのが無難。オーバランできなければバイエルン軍は無理して突っ込んでこないと思うが。ブライザッハは修正-2あるので、籠城しても意外と頑張れるかも。補給源でもある。バイエルンが攻略に行くと、中央への圧力を弱められる。
 プロテスタントの序盤はリーダーが大事なので、民兵は置き捨てで構わない。特にバーデン伯は3ユニット率いれるので、オランダ派遣部隊のリーダーとして貴重。


 【関係ないけど】
c0211195_0245637.jpg
 ミュンヘン、バドワイス、ピルゼンあたりはビールの名産地ですな。バドワイザー、ピルスナーと聞くとどうも飲みたくなってしまいます。


 【クリスチャン・ブラウンシュバイク】
c0211195_0252192.jpg
 クリスチャンはウェルベンあたりに出したいが、これもいきなり出すとザクセン公のダメもと波状攻撃を受ける恐れがある。バイエルンの攻撃もありうる。中立侵犯になってしまうが、先にトゥルンの民兵部隊をウェルベンに送った後で出すのが確実。

 しかし、ドレスデンにザクセン1ユニットがいるので、1回では移動できない。2ラウンドかかってしまうが、ついでにザクセン部隊をオーバーランして、さらにザクセンの3都市を支配してエリア支配してから行くのが有効。まずはボヘミアに荒廃マーカーを1個置いてドレスデンでオーバーラン。ゲルリッツも支配下に置く。


c0211195_0253740.jpg
 次のラウンドでトルガウを支配してマクデブルクに荒廃マーカーを置いてウェルベンに入る。ここでフルスタックになっておけば、ザクセン公の神風攻撃が来ても1回に押さえられる可能性が高い(オーバーランで反撃できるので)。
[PR]
by shark-head | 2007-02-08 00:03 | Thirty Years War
 ではカトリック側の基本テクを。半分は自分のためのメモ書き。コマンドの近藤氏の研究記事やWarhouse Simulationの棋譜を参考にさせていただいてます。

 【スピノラの下プファルツ落し】
c0211195_019523.jpg
 上手にやれば2ラウンドで落ちる。プロテスタントがバーデン伯を出した後に行うと、バーデン伯に中立侵犯を強制するので有効。

 まずはスピノラのスタックをブリュッセルからアーヘン、マインツと移動して荒廃マーカーをマインツに配置(荒廃マーカーを自軍の要塞都市に置くのは基本。相手がエンドフェイズに攻城する前に支払いフェイズがあるため)。写真は下プファルツエリアがカトリック支配になっているが、ゲーム開始直後でまだプロテスタント支配が正しい。3移動力目でオッペンハイムに入り+1移動力を使って支配。その後でマンハイムに入って攻城マーカーを配置。


c0211195_0192126.jpg
 次のラウンドではハイデルベルクに荒廃マーカーを置き、ストラスブールを追加移動力消費で支配、ランダウも支配して6移動力を使い切ってマンハイムに戻る。このラウンドは攻城可能。スピノラなので+1で振れる。
 マンハイムに4戦闘力以上を置けば攻城戦は継続できるので、スピノラを使って周りを支配して戻るのが効率的。このテクニックは他の場合でも使える。このゲームでは追加移動力で支配をひっくり返せるので、移動力に余裕があれば、こまめに支配エリアを広げた方がいい。
 マンハイムが落ちれば下プファルツの3都市を支配下に置き、エリア支配と選帝侯を獲得できる。ハイデルベルクは要塞都市だが、プロテスタントのユニットがいないのでエリア支配が変われば自動的にカトリック支配下となる。つまりハイデルベルクに荒廃マーカーを置いたのは自軍で占領できると見越しての行動。スピノラが2ユニット以下で行動すれば荒廃マーカーは置かなくても良い。
 これでプロテスタントはカード番号12を使ってバイエルンに選帝侯を移すと共に、1カードを葬り去ることができる。いずれいなくなるスピノラの有効な活用方法。スピノラがオランダに行くとスペインは2ユニットになってしまうので、バイエルンのリーダーを送り込んでスタックし、傭兵を募兵しておく必要がある。


 【ハンガリー反乱の鎮圧】
c0211195_0194579.jpg
 ワレンシュタインとピッコロミニは早期に登場させ、帝国軍のスタックを増強させるのに使う。しかし、どんなに募兵のダイス目がよくても、写真のように帝国軍スタックの最大戦力は27戦力にしかならない。つまり、6戦力のハンガリーが1戦力でも増やすと、4:1の戦闘比を立てられず、オーバーランを行えない。逆に言えば、ハンガリーが1回でも募兵に成功すれば、オーバーランを受けない。

いずれは鎮圧されるハンガリー反乱だが、一度でも戦闘を行えば、ワレンシュタインも戦死チェックを受けることになるだろう。おそらく一度ではハンガリーも全滅しないので、ガボールが敗残部隊で神風攻撃をして1回はワレンシュタインに戦死チェックを迫ることができる。

 カトリックはプロテスタントがハンガリーで募兵しなければワレンシュタインでオーバーランを狙ってもいいが、できない場合は、さらに帝国軍のリーダーを登場させ、ワレンシュタイン以外のリーダーで反乱鎮圧を図った方がいい。
[PR]
by shark-head | 2007-02-08 00:02 | Thirty Years War
c0211195_095286.jpg
 覚書代わりにいくつか書き留めておきます。色々考えたんですが、まずはこの話から。

 【リーダーの死にやすさ】
 多くのリーダーの損失値は8(=生存率80%)。グスタフなど一部のリーダーは7(=生存率70%)。ということは、8リーダーが2回戦闘しても生きている確率は64%。3回戦闘すると51%、4回だと41%です。4回戦闘したら生きている方が珍しい。7リーダーの場合だと2回戦闘でも生存率49%!3回だと34%。

 ここから分かること。まずは不必要な戦闘はしない方がいい。そして「神風攻撃」が非常に有効。結局このゲーム、リーダーの数で勝るカトリックの方が、優秀でないリーダーを使ってプロテスタントの優秀なリーダーがいるスタックに波状攻撃をかけるのが一番有効な作戦なんではないかと思い始めています。実際、私が春日殿と一昨年に対戦したときも、カトリックの私が押し込まれて、やむなくブコーイや3リーダーでグスタフに波状攻撃をかけていたら、スウェーデンのリーダーが誰もいなくなってしまいました。失敗して相手からオーバーランを受けないだけの戦力で突撃を繰り返すのが一番いいのではないかと。

 カトリックは303のリーダーが裏返って302になってもそんなに痛くない。プロテスタントは序盤でマンスフェルトが死ぬと、介入期にスウェーデンが参戦するまでダイナミックリーダーがまったくいなくなるので非常に苦しい。フランスのリーダーは登場するのが最終盤なのであまりあてにならない・・・。

 そう考えて行くと非常につまらないゲームになってしまいます。改善策としては「1:4以下の低比率では攻撃を仕掛けられない」あるいは「戦闘に勝利した側のリーダーは9のみで戦死する」というルールを採用してはどうかと思ってます。
[PR]
by shark-head | 2007-02-08 00:01 | Thirty Years War
c0211195_051884.jpg では協商の第1ターン。西部戦線でフランスが2ユニットしか残らない最悪のパターンになったらどうするか。慌てずとも戦線は張れます。最悪でも左の写真のような戦線を引けます。写真がブレててすいません。これで前線のユニットが4:1攻撃を3回受けても、1個ぐらいは生き残れるはずです。そうすれば次のターンも何とか戦線が張れます。塹壕もできます。3個とも除去されるとかなり苦しいですが、そんときは東部戦線でロシア軍にローオッズで怒涛の攻撃をしてもらうしかありません。南方に回り込んだドイツ軍は補給をつなぎづらくなるので、南方はあえて弱くしてあります。ハイスタックで守る手もありますが、DEやDDが出ると完全に崩壊するので、あえて我慢。


c0211195_053849.jpg
 ロシアは西部戦線が危機出なければじっくり浸透していく戦術が有効。同盟はユニットが少ないとじりじり下がらざるを得ません。ただ、ロシアもユニットが多いのに油断していると、簡単に補給が切られてしまう場合があります。それを防ぐのが写真のような「三角戦線」です。2線目の部隊が接敵されないように三角に三角に押していきます。慣れれば三角形でなくても2線目を敵に触れさせないようにできるでしょう。戦略移動を織り交ぜて行けば十分圧力をかけて押していけます。まあ一度お試しあれ。

 また、ご意見ご批判お待ちしています。CRTの振れ幅が大きいので、当初の作戦がちょっとうまく行かずに挫折したり、ヤケクソで1:1をがんがん仕掛けて突破したりもできるので、途中から乱戦になる展開が多いような気がしてますが、冷静さを失わずにプレイし続けるのが重要でないかと思ってます。
[PR]
by shark-head | 2007-02-03 00:02 | 第一次世界大戦
 久々にシャークヘッドの方も更新してみます。ウクライナ44に代わって人気が出てきた「第一次世界大戦」です。取りあえず序盤戦を研究してみました。

c0211195_23584373.jpg
 まずは同盟の第1ターン。ドイツは西部戦線7、東部戦線1で部隊を活性化します。ベルダンを2:1で攻撃するのと、4:1を2カ所で仕掛けるのは大体どのプレイヤーも同じではないかと。全部成功すれば、フランス軍は2ユニットしか残りません。しかもその可能性は結構大きい。ベルギーをあえて2:1にしてポイントを節約してます。-2修正が付くので、最悪でもDです。退却すると首都が占領されてしまうので、ベルギーは死守を選択せざるを得ません。成功は1、2。DDなら1のみ。仮にベルギーが生き残っても、フランスが崩壊していれば協商は戦線を下げざるを得ないので、そんなに怖くない。

 東部戦線はブレスラウのユニットを活性化して前で戦線を張ります。ケーニヒスクベルクの部隊は戦略移動でダンチヒに入れます。ダンチヒの部隊は動かないので塹壕を配置。これでロシア軍が強襲しても2:1までしか行きません。DDが出ても塹壕があるので4以下で生き残り。DDで2ユニットとも飛ぶ確率は9分の1。活性化した4戦力1個で守るより、非活性2戦力2個で守った方が特になるのは覚えておくといいテクニックです。


c0211195_2359929.jpg
 オーストリアはクラクフとレンベルクの部隊を写真のように活性化して戦線を張ります。残り2ポイントでセルビア方面を活性化して、ベオグラードを2:1で勝負します。これは賛否両論ありましょうが、成功すると非常に楽になるので、ギャンブルすべきだと思います。失敗すると苦しくはなりますが、決定的にダメになるわけではありません。


c0211195_23594435.jpg
 大事なのは戦略移動。ドイツは西部戦線で7個活性化すると、2個部隊が余ります。これを戦略移動でどう動かすかが考えどころです。戦略移動しないのも西部にプレッシャーをかけられるのでいい作戦です。オプションとしては、東部戦線でケーニヒスクベルクを死守して、西部戦線から1ユニットダンチヒに入れる作戦があります。こうするとロシアはきれいな戦線を張りづらくなります。ケーニヒスクベルクは港なので補給も届きます。


c0211195_00042.jpg
 ベオグラードの失敗に備えてサラエボに戦略移動させておく手もあります。こうするとセルビアはオーストリア軍が壊滅しても反攻しずらい。ベオグラード再攻撃の布石にもなります。


c0211195_002554.jpg
 右の写真のようにザグレブ北東に戦略移動すると、セルビアとイタリアを両にらみ可能。ミュンヘンの南あたりに置けば、西部戦線とイタリアの両方の予備となります。

 このゲームは上手な戦略移動がカギなんではないかと思います。パスグロでもSRが重要なんですけどね。
[PR]
by shark-head | 2007-02-03 00:01 | 第一次世界大戦