旧シャークヘッドの復刻版です


by shark-head

特訓!トワイライト道場その3

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 シャーク博士「前回の<DEFCONが動くカード>で重要なものを忘れておった。すまん」
 すーぷ「はい。『オリンピック』ですね。これはボイコットされたときだけ下がるんです。DEFCON2でイベント使用すると相手にボイコットされて核戦争負けします」
 博士「賢明な読者はお気づきと思うが、前回紹介したのは正確には<DEFCONが下がる可能性のあるカード>じゃな。『ABM制限条約』とかDEFCONが上がるカードもあるからね」
 すーぷ「『オリンピック』をヘッドラインで安易に使うとDEFCON3から一気に1になることもあるので要注意だなあ」
 博士「その通りじゃ。共通イベントだから『ミサイル羨望症』で渡されても発動する。ある程度熟練すると、オリンピックを開催するよりOP値で使うプレイヤーが多くなるだろうね」
 すーぷ「ところで博士、米国は序盤でソ連の使いきりイベントをつぶすといいと言われるけど、具体的にどうやればいいんでしょうか」
 博士「うむ。なかなか良い質問じゃ。順番に説明しよう。この基礎テクニックがマスターできれば中盤、終盤でも応用できるからね」
 すーぷ「お願いします!」

 <簡単>
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 博士「では簡単なやつから。『ワルシャワ条約機構』と『コメコン』。これは発動させても東欧にしか増えないから怖くない。米国が入手したらさっさと発動させよう」
 すーぷ「『ワルシャワ』は東欧の米国影響度が全部飛んでしまうので、早めにつぶすに限りますね」
 博士「そうじゃ。米国は西欧のバトルグラウンドを2つ抑えておけば何とか守れる、3つ取れば米国が『優勢』をとれることもあるからね」
 すーぷ「東ドイツとポーランドの影響度が多少アップしても問題ないですね」
 博士「『中東戦争』も処理は難しくない。序盤で3OP値あればヨルダンとレバノンを米国が押さえられる。そうすれば成功は6のみ。発動させていいだろう」
 すーぷ「ヨルダンとレバノンを押さえた上で、米国が2OP値を先に使ってエジプトを取れば100%押さえ込めますしね」
 博士「『ナセル』が出る前はエジプトには置きたくないけどね。慎重な人はそういう手もある」
 すーぷ「レバノンだけ押さえておいて、2OP値でヨルダンを取って発動させてもいいかな」
 博士「『ベルリン封鎖』も米国が手に入れればつぶすのは簡単」
 すーぷ「6ラウンド目に使用して、3OP値カードを捨てればいいわけですね」
 博士「そういうこと。『国連介入』をイベント使用すると1枚手札が減るので注意」
 すーぷ「そうそう。最終ラウンドがパスになっちゃいますからね」
 博士「『ルーマニア王制廃止』は発動してもたいしたことないから迷わずイベント使用だ」
 すーぷ「『東欧の独自路線』を使えるようになりますしね」

 <やや難しい>
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 博士「『カストロ政権』を発動させたときは素早く影響力排除に行く」
すーぷ「はい。米国隣接なのでプラマイゼロで2回勝負ですね!」
 博士「成功すると気分爽快じゃ。失敗することも多いけど。『ベトナム蜂起』も同様に影響力排除かクーデターでつぶしたい」
 すーぷ「アジアはDEFCON3からクーデターできなくなるから難しいかもしれませんね」
 博士「問題はそこだね。ソ連が東南アジア+1になるからできるだけ後のラウンドで使いたいんだけど」
 すーぷ「あまり遅らすとつぶすタイミングを逸すると。マレーシアに影響度を置いた後で発動し、米国が2OP値を使ってタイを支配、ベトナムにソ連が+2というパターンが多いですかね」
 博士「『朝鮮戦争』は『中東戦争』と同じ要領で周辺国を支配してから発動させたいが、DEFCONが下がるからちょと難しい」
 すーぷ「日本と台湾を支配してから使いたいけど、6OP値も必要ですからね」
 博士「カードの2OP値があるから、日本を支配した後、台湾に1OP置いておけば抑えられるよ」
 すーぷ「それでも6のみ成功が消えない。DEFCONが下がるイベントだけに序盤につぶしておければつぶしておきたいなあ。5、6でも勝負かな」
 博士「つぶせないときはきっちり宇宙開発で使っておかないと、『5カ年計画』で手札が減らされたときにパニックになるぞ。『ナセル』は発動させてもいいけど、できれば1回目の中東得点獲得より後にしたいねえ」
 すーぷ「中盤で『サダト』も登場しますからね」

 <難しい>
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 博士「『左派政権』は西欧で影響度を3取られて3置けば現状維持できる」
 すーぷ「事実上のパスですね。痛いけどしょうがないなあ」
 博士「『スエズ動乱』もフランスに米国影響度がなくて、イスラエル1、イギリス5の段階で発動させれば、3減らされて3置くことでなんとかカバーできる」
 すーぷ「これまた事実上のパス。しかし、1ターンに2回もパスしてたら勝てませんよね」
 博士「そうじゃ。これを発動させるのは、どうしても持ち越せないときだけだ。宇宙開発で飛ばせるなら、それに越したことはない」
 すーぷ「宇宙に飛ばすときは使い切りでない『左派政権』を飛ばした方がいいですね」
 博士「その通り。やむなく発動するときは使いきりイベントを優先させるのが鉄則じゃ」
 すーぷ「『ド・ゴール』はカバーできないような気もしますけど?」
 博士「フランスにソ連影響度が1あるところに米国が3を置けば、次にソ連が4OP置いても支配できないからね。一応守れた形になる」
 すーぷ「なるほど。後から必死に積み上げるわけですね」
 博士「非常に苦しいけどね。どうしても発動させるときは周辺のイギリス、西ドイツはもちろん、スペイン、イタリアも固めておかないとダメだよ」
 すーぷ「そうしないとソ連がいいように西欧を荒らしちゃいますからね」

 <守りようがない>
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 博士「『スターリン批判』と『植民地独立』は発動したら完璧には防げない。『中国カード』を使ってでも持ち越すか宇宙に送らないといけない」
 すーぷ「4カ所バラバラに置かれてしまいますからねえ」

 博士「というわけでカードの処理方法はだいたい分かったね。中盤、後半に出てくるカードも似たようなのものだから上手につぶしてくれ」
 すーぷ「分かりました!手札が真っ赤でも切り抜けて見せます!」
 博士「自分の手札が敵陣営のものばかりのときは、相手も同じ状況ということが多い。自分が苦しいときは相手も苦しいと思って頑張るしかないね。本日はこれまで」
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by shark-head | 2006-03-21 00:01 | Twilight Struggle